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2009年 01月 01日

MSCの山行記録です

山行記録のページは、山行記録のページへ移転しました。こちらのページは、近日中に閉鎖します。
マウントスポーツクラブの公式ページはこちらになります。あわせご覧ください。
MSCの山行記録です_b0051640_1492814.jpg


MSCのページは以下のようになっています。
■山行記
  MSCのホームページ
  MSCに興味を持たれた方は、こちらも覗いてみてください。
■会員ページ
  会員向けの情報やデータがあります。パスワードが必要です。
■山関係の情報
  更新さぼっていてすいません。こちらももうすぐ再開します。
更新情報はこちらにあります。どうぞよろしく。
# by MSC2004 | 2009-01-01 00:00 | お知らせ
2008年 07月 25日

2008年7月25日(金) 谷川連峰/湯檜曽川/東黒沢

日程 2008年7月25日(金)
山域 谷川連峰/湯檜曽川/東黒沢
山行形態 沢登り
メンバー:中山(CL・記録)・朴 
上毛高原駅8:20-土合橋8:50-白毛門沢出合9:50-鞍部12:35-ナルミズ沢広河原13:20~30-宝川温泉15:30
 スキーで滑り降りたことはあるが登ったことのない「東黒沢」を単独で計画していたが朴さんの参加を得た、前夜発の予定を朝発日帰りに変更して豪華に新幹線で上毛高原駅、路線バスを乗り継ぎ土合橋下車、堰堤上で身支度後入渓。
2008年7月25日(金) 谷川連峰/湯檜曽川/東黒沢 _b0051640_10413518.jpg

2008年7月25日(金) 谷川連峰/湯檜曽川/東黒沢 _b0051640_1039526.jpg
2008年7月25日(金) 谷川連峰/湯檜曽川/東黒沢 _b0051640_1041052.jpg

 心休まる美しい滑をひたひたと行くと、「ハナゲの滝」記念写真の後左側を登る、白毛門沢を左に分けると延々と美しい滑がどこまでも続く、この様な所はフェルト底の足袋でヒタヒタと歩くに限る、やがて源流の様相を呈してくると倒木が多く歩きにくい、忠実に本流を行くと少しの藪漕ぎで最低鞍部到着。赤テープに導かれ反対側の「ウツボキ沢」右岸の沢を下る難しい滝もなくクライムダウンで降りられる。やがて「ウツボキ沢」本流に出合い10分ほど下り「ナルミズ沢」との出合「広河原」ここで暫く休み登山道を宝川温泉に向かう、道は沢の右岸側を行くが歩き易い、渡渉して左岸に渡ると一変し歩きにくい悪路となる15:30発のバスに微妙だったが何とか間に合い水上に向かうが途中から雷雨となり今回も非常にラッキー、反省会は列車のなかで執り行い帰宅。
・難しくなく大変に美しい沢です
・朴さん後ろで何回か滑っていましたね、滑でのヒタヒタ歩きを会得してください。
・7/27(日)の大雨で「東黒沢」をキャニオニング中の人が流され亡くなっています、そして「朝日岳」下山中の女性が沢で流されて行方不明、広河原からの登山道の渡渉点での事故と思われます。
# by msc2004 | 2008-07-25 00:00 | 沢登り
2008年 07月 25日

2008年7月25日(金) 富士山/登山競争

日程:2008年7月25日(金)前夜素泊
山域:富士山
山行形態:登山競争
メンバー:羽生田

60年前から続く富士吉田市主催の行事であることを昨年知り、初参加してきました。
富士吉田市役所前からスタートして富士山頂に4時間30分で上がる登山競争ですが、結果は惨敗、五合目の関門(制限時間2時間20分)を通過できませんでした(あの佐藤小屋直下の斜面で、「5、4、3、2、1」と時限爆弾の声援が聞こえてきました)。
予測を含むタイムは以下のとおりです(完走できませんでしたのでゴールの写真はありません)。

馬返し: 1:17:43実
五合目: 2:21:32実
八合目: 4:16:11予
山 頂: 4:57:03予

また来年挑戦します。
今回の振り返り:
・荷物の持ち過ぎ
 給水所は完備されていたので200mlで十分か、ウィンドブレーカ(支給されたビニール製貫頭衣でOK)、ショートスパッツも不要、ザックからウェストポーチにする。
・心拍数を上げる
 後半を意識して楽な心拍数(140±2)を指標にしたがもう少しあげる(146)
・走り込み不足
 馬返しまでを想定し、心拍数の高い状態で70分間持続する。
・スタートの位置取り
 集合時には今回のように第1列の後尾にうろつくことなく、第2列の先頭付近に陣取る。
・靴の選択
 淵のある安定した作りの靴よりも、走り易く軽く作られているランニングシューズの方が良い。
# by msc2004 | 2008-07-25 00:00 | その他の山行
2008年 07月 19日

2008年7月19日(土・夜)~21日(月) 奥秩父/釜ノ沢東俣

日程:2008年7月19日(土・夜)~21日(月)
山域:奥秩父・釜ノ沢東俣
山行形態:沢登り
メンバー及び役割: 柴田研二(CL・食当)、片倉順一(SL・記録)
19日(土)
22:00  八王子駅南口発
20日(日)
0:30  三富道の駅着
6:00  起床
7:00  三富道の駅発
7:15  村営駐車場発・・・東沢への入渓地点を若干探す。
10:00  山ノ神・・・どうやら到着
11:00 乙女ノ沢・・・釜ノ沢入渓地点を探して、信州沢及び金山沢を若干遡行する。
信州沢のナメ滝は釜ノ沢のナメ滝が普通の岩肌であったのに比べ、岩肌が硫黄がかった黄色で、この対比が沢登りの味を深めた感がある。
13:30頃 釜ノ沢遡行開始
15:30 広河原・・・両門ノ滝あたりから雨がシトシト、ヤゲンの滝では土砂降りとなった。この雨は、夕食時には小降りになることもあったが、夜は再びひどくなるなどした。夕食時には、焚き火に精を出し、トウモロコシを焼いた。
19:00 就寝
21日(月)
5:00 起床
7:00 遡行開始
10:20 甲武信小屋着・・・小屋手前の水場はおいしい水であった。
10:47 下山開始・・・柴田のみ途中から駆け降りる。
13:38 駐車場着・・・片倉着
15:15 白瀧閣発・・・三富温泉郷にて温泉入浴。入浴料500円、露天風呂あり、お湯なし、景色上々。
17:20 八王子駅着

≪感想など≫
今回は、よく迷った(5・6回かな)。初心者二人の遡行ルート仕様に良い経験になった。
柴田さんには、終始リードしてもらいお世話になった。また、最終日の途中からロープを持ってもらい、以後の行程が楽になった。
アプローチ、下山とも長いが、景色は上々の沢であった。滝はロープを使用しなくても注意して登る必要がある。初心者同士でも登れることを実感した。
ターフは何とか張れた。今度はリードができたらと思う。
2008年7月19日(土・夜)~21日(月) 奥秩父/釜ノ沢東俣_b0051640_10195879.jpg
2008年7月19日(土・夜)~21日(月) 奥秩父/釜ノ沢東俣_b0051640_10204369.jpg

# by msc2004 | 2008-07-19 00:00 | 沢登り
2008年 07月 15日

2008年7月15日(火)  丹沢/火打沢

日程 2008年7月15日(火)
山域 奥多摩 水根沢
山行形態 沢登り
メンバー:中山(CL・記録)・古屋(SL)・寺本・片倉・朴 

夜勤明けのフルヤンに新松田駅でピックアップしてもらい棚沢キャンプ場の駐車場に、身支度後つり橋を渡り「火打沢」(ヒイチ沢と読みます)に、大きな堰堤を2つ越しF1(10m)右から巻き気味に登りしばらくいくとF2(15m)とても登れそうではないので少し戻り左岸を高巻き、F3(5m)垂直で無理左岸を高巻き懸垂5mで沢に戻る、この上も直登不能の滝があり左岸を厳しい大高巻き、やがて仕事道に出会い一息、ここまでの登りで寺本氏バテテしまい途中下車仕事道を下山。
2008年7月15日(火)  丹沢/火打沢_b0051640_1028313.jpg

2008年7月15日(火)  丹沢/火打沢_b0051640_1028142.jpg

残った4人で沢に降りている小尾根の踏み跡を下っていくとロープを出さずに沢に戻れた、滑が多くきれいなところで時々現れる小滝も直登でき楽しいところだ、F8(10m)の下部は完全にシャワ-クライミング、中山リードで取り付くが残置もなくピトンも打てず右の泥ルンゼを登り左にトラバ-スして滝に戻りピトンを一本打ち込み何とか登る、後続はテンションもかからずスム-ズに登ってくる、この上は小滝が時々現れるが倒木がうるさくなる、だんだん藪沢の様相を呈してきたので左岸にあるはずの登山道を目指し伐採跡の踏み跡を拾いながら30分強で登山道に出会う、やぶ蚊等がうるさいので早々に下り始める40分ほどで吊橋着、寺本氏が先に下山し待っていた 着替えをしていると夕立雨が酷くなる前に古屋車に乗り込み新松田駅まで送ってもらい居酒屋で反省会。
・中山にとって今期初沢フリクションに不安あり。
・3回目15年振りの「火打沢」前回よりも荒れ方は少なかった。
・寺さん歩きこみをしてください。
2008年7月15日(火)  丹沢/火打沢_b0051640_10275574.jpg

# by msc2004 | 2008-07-15 00:00
2008年 07月 06日

2008年7月6日(日)~ 北海道低山ハイク(2山)

日程:2008年7月6日(日)樽前山、7月9日(水)羅臼岳。
メンバー:小林(個人山行)

仕事が暫く空き、梅雨の無い北海道にバイクで向かい、低山を幾つか登る旅に出た。丁度、洞爺湖サミットとぶつかったが、あるユースホステルは客が警官だらけだったりとか、帰りのフェリーの2等室が新潟県警で団体予約されていた位で、却って車も少なく、静かな旅が出来た。

●樽前山(1041m。道南の支笏湖の南にある、極めて珍しい、3重カルデラの山)
8時にライダーハウス(一泊1200円)を出発し、バイクで5合目登山口に向かう。日曜日で駐車場は既に満車。9:30には一番外の外輪山の縁に立つ【写真】。右奥・一番奥の溶岩ドーム付近は硫黄が噴出し立ち入り禁止。一つ先の風不死山(1102m)(こちらは樹林帯)まで足を伸ばし、14時には下山。支笏湖で冷たい水浴びを楽しむ。
2008年7月6日(日)~ 北海道低山ハイク(2山)_b0051640_2138149.jpg


●羅臼岳(1661m、最近世界自然遺産に指定された、知床半島にある日本百名山)
支笏湖から600km/日、300km/日で、道東の知床に移動。【写真】は、知床峠からの羅臼岳の夕焼け。7月9日、5名ほどが宿泊していた木下小屋を5時前に出発。高山植物が咲き乱れる中、9:30には順調に羅臼岳山頂。雲海の上に、国後島の爺爺岳(チャチャ火山 1819m)も望める。気温27度と暑くバテ気味、14時に下山。木下小屋裏の露天風呂で、熊に脅えながら汗を流し山行を終える。
2008年7月6日(日)~ 北海道低山ハイク(2山)_b0051640_21382830.jpg

11日には網走から洞爺湖まで、気温15度・大雨の中、、濡れ鼠状態で、時速80kmで約10時間、700kmを激走するという耐寒訓練も実施した。
# by msc2004 | 2008-07-06 21:06 | ハイキング
2008年 07月 06日

2008年7月6日(日) 北丹沢/12H山耐

日程:2008年7月6日(日)前夜泊
山域:北丹沢
山行形態:12H山耐
メンバー:羽生田

3回目の参加となりましたが、今回から会の自主山行として「MSC」で登録参加してきました。
今年からウェーブスタート(39才以下と40才以上とで30分の時間差スタート)となり、約1,800人の参加でした(例年1,200人程度)。また、昨年の台風のつめ跡のせいで日陰沢から林道へのトラバースができなくなり、犬越路周りとなったためコースは0.5km延びて44kmになりました。
結果はスタート方式の影響で先発スタートの後尾渋滞に突っ込むことになり、1時間ほど余計に掛かってしまいましたが、目標だった年代別順位を貼り出す掲示版には「MSC」を載せることができました。
2008年7月6日(日) 北丹沢/12H山耐_b0051640_10464822.jpg
2008年7月6日(日) 北丹沢/12H山耐_b0051640_10463645.jpg

タイムは以下のとおりでした。

時間 7:35:59
種目 男50才以上 21/295位
# by msc2004 | 2008-07-06 00:00 | その他の山行
2008年 07月 05日

2008年7月5日(土) 丹沢/悪沢

日程 2008年7月5日(土)
山域 丹沢/悪沢
山行形態 沢登り
メンバー 古屋(CL ) 清野(SL ) 門脇 扇原 白川

8:00 新松田駅集合
8:45 割沢橋着
9:00 入渓
12:30  25メートル涸れ
13:30 仕事道
14:30 大滝橋
15:00 割沢橋
2008年7月5日(土) 丹沢/悪沢_b0051640_1762468.jpg

 西丹沢、悪沢は短いながらも登攀的要素の滝が多い沢とガイド本には記されているがそれ以上にナメの綺麗な沢であった。個人的には今まで遡行した丹沢の沢の中で一番面白く感じました。核心の一つであるF2は先行パーティーが取り付いていて苦労していたので巻きましたが、それ以外の滝はすべて登る事ができ、F6の8メートル滝では中段からのハング気味のトラバースに手も足もでず、ハーケンもきかない状況で、ここぞとばかりに門脇さんがノープロテクションで、見事なバランスクライミングでクリアしたのには「さすが」と感心しました。久しぶりに参加の扇原さんもF1ではかなり緊張していたようですが慣れてくるとだんだん感覚を取り戻してきたようです。初参加の白川さんもフォローで登る事に関しては何の問題も無かったように思います。
 数えきれないくらいの小滝が連続し最後まで飽きのこない沢。そんな印象です。
 天候にも恵まれ、気持ちの良いシャワークライミングも楽しめ、ツメも楽、下山も仕事道を約40分で大滝橋の手前に降りる事が可能で快適な沢登りでありました。次回は是非F2をチャレンジしたい。
 ぶなの湯で汗を流し、新松田にて反省会を行った。
2008年7月5日(土) 丹沢/悪沢_b0051640_177036.jpg

2008年7月5日(土) 丹沢/悪沢_b0051640_1771774.jpg

# by msc2004 | 2008-07-05 00:00 | 沢登り
2008年 07月 05日

2008年7月5日 奥多摩/水根沢

日程 2008年7月5日(土)
山域 奥多摩 水根沢
山行形態 沢登り
メンバー:柴田(CL、記録)、高森(会員外)

小川谷に当初行こうと考えていたが玄倉川への林道が
通行止めとのことであり、他の沢への遡行を検討。
先週からの風邪をひきずっており、不調であったので
遡行距離の短い水根沢に行くことにする。

梅雨のせいか水量が多い。
普段簡単に登れるところも泳いでとっつくもはがされかける。
流木になんとか腕をからませ、強引に体をおしあげる。楽しい~。

一箇所だけ巻いて懸垂下降。その他は半円の瀧を含めてロープなしでさくっと終了。
泳ぎ、へつり、つっぱりさまざまな技術が必要とされながら
ロープを出すのが一箇所。でつめなしで下山25分程度。
お手軽だけどそこそこ難しい水根沢は達成感ももてるし、コンビニエントでいい沢だなと改めて見直しました。

水も今回はほとんど濁りがなくきれいで、
久々の晴天、真夏日だったこともありコンディションとしては過去一番。
風邪じゃなければ飛び込んだり、小さな瀧にもっと挑戦できたりしたのになー。その点悔やしい。
2008年7月5日 奥多摩/水根沢_b0051640_17243739.jpg

2008年7月5日 奥多摩/水根沢_b0051640_17262412.jpg

# by msc2004 | 2008-07-05 00:00
2008年 06月 27日

2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣

2008年6月27日(金)夜発~29日(日)
山行形態:沢登り
山域:新潟県津南町、清津川・釜川右俣
メンバー:山本(CL) 清野(SL)、羽生田、片倉、朴、戸田、小林(記録)、

スケジュール
27日(金)。22:15、清野車@新座、片倉車@津田山、出発。==25時、越後田沢駅(仮眠)
28日(土)。晴午後から曇
5:30起床==7:00林道ゲート(950mH)==8:00取水口(820mH)遡行開始==10:40左俣との分岐==15:40一の釜(下)(930mH)==16:40~17:00二の釜の上(960mH)で作戦会議。(千倉沢を断念し、ヤド沢を詰める方針に)。==18:40幕営開始(1050mH)。
29日(日)。夜半から本降、昼間も小雨
4:40起床、7:00出発。(ヤド沢を登らず、真西に藪こぎし、尾根を2つ越え林道を目指す)==9:30小休止(1235mH)==10:15林道到着(1270mH)==11:20駐車場到着。
(その後、12:00グリーンピア津南で風呂、13:30へぎ蕎麦、清野号は16:10新座駅解散)

今年夏の目玉の一つ、清野沢学校の初めての定例山行。初めての沢の朴、12年ぶりの沢中宿の小林、緊張して望む。食当だった柴田が体調で参加できず準備した豪華カレーを食す。両リーダーの言葉によると、「初心者には少し厳しかったが、沢登のすべての要素が網羅。欠けていたのは、焚火、三つ釜の滝での遊泳位。」との事。


2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_23322137.jpg
10:40左俣との分岐での写真。既に雪が見え始め、雪解け水は冷たい。行動中人と会ったのは、取水口の少し上で、釣り人ひとりが居ただけ。清野も、新規購入の釣竿?で挑戦した。釣果は?秘密です。


2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_23332214.jpg
本当に色々な場面の連続だった。数m~20m位の泳ぎが5~6回あったか。ゴルジュ、スラブのトラバース、高巻きも4回ほどあり、(初心者にはかなり厳しく思える)急斜面での藪こぎ、10m程の懸垂下降も一度あった。

2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_23334613.jpg10:50戸田の平泳ぎ。泳ぎ終わった後、岩に取り付けず、手袋をはずす。(翌日の反省会でも議論となったが)手袋の選択も指付きかどうかなどまだまだ判らない事が多い。 泳ぎ(というかセコンド以下はロープに引かれると言った方が正確だろうが)では、小林は初めリックを背負って平泳ぎをして腰が伸びてふくらはぎが攣ったりしたが、最後はリックを前に抱きバタ足する業も試してみた。

2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_233419.jpg

2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_2334116.jpg14:00スノーブリッジ。高さは5m以上か!。


2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_23535843.jpg
15:40一の釜下に到着。 この後、三つ釜の絶景を見たのは良いが、一の釜の右高巻、セド沢での15m滝の右側への巻きで時間を食う。小林も、タイブロックを忘れ、プルージックに気を取られ、足で登れず、ごぼう登りも出来ず、気力体力も失せてしまう。


2008年6月27日(金)夜~29日(日)清津川・釜川右俣_b0051640_23342372.jpg土木工事15分ほどで6名が横になれるスペース確保。タープ用ロープの一端は向こう岸に取り、タープ2つを掛ける。寝ている足から沢まで20cm!の為、夜中の増水対策で荷物整理、30分以内に撤収脱出できるよう指示を受け寝た。夜半に降り始め、小林は実戦で初めてツエルトを使い寝袋毎包まるなどしたが、翌朝も幸い増水はなかった。

翌日は、スタートから、スラブの直登20mから始まり、樹木・草つき・泥泥・笹の中の藪こぎすること3時間強で、標高差200mをやっと登り林道に到着した。きつい藪こぎだったが雨に冷やされ丁度良い有酸素運動となった。小林も、怪我上がりの膝は持ったが、技術は勿論の事だが、持久力も途絶え、全身筋肉痛となり、指先も傷多数、と、技術面以外にも反省点だらけであった。終わってみると、怖かった登攀も、ずぶぬれを危惧したタープ下の野営も、アドバイスを受けてばかりの生活面技術面も、大変楽しく、素晴らしい思い出となっている。
# by msc2004 | 2008-06-27 22:41 | 沢登り
2008年 06月 19日

2008年6月19日(木)~20日(金) 北穂高

日程 2008年6月19日(木)~20日(金)
山域 北アルプス/北穂高岳
山行形態 縦走
メンバー 古屋

19日
7:00沢渡着 7時半のバスに乗り上高地へ。乗客は自分1人。
8:00上高地発 のんびり横尾まで10:30 雨がぱらつきはじめる
 本谷橋の手前にも所々雪が残り、橋から先は夏道の半分が雪で覆われていた。
 やはり今年は雪が多いようだ。
13:00 涸沢着 雪に埋もれた北穂沢から上部は何も見えない。
 本格的な雨になり、急いでテントを張る。風雨は強まりテントからは一度水を汲みに出ただけ。穂高の山並みはまったく見えず。明日もこんな天気なら朝一で撤収しようと思った。テントはもちろん自分の一張りだけ。
2008年6月19日(木)~20日(金) 北穂高 _b0051640_9331514.jpg

20日
 夜中3:00頃まで降っていた雨は小降りになり風も弱まってきた。天候は回復傾向。 今日の行動をどうしようかと迷ったが、せっかく来たのだからとアイゼンをつけ5:15北穂沢に向かう。東稜を登る計画は、雪のびっしり残る取付きのルンゼを下から見た時からあきらめていたが近くまで来ると余計にこんな雪壁1人では無理だと感じた。
 やっばりまずは、このルートは雪のない時期にパートナーと来るべきだと感じながら南稜の一般ルートに進路変更。取り付きのハシゴに向かい慎重にトラバースをした。
 夏道と雪が交互に現れ、歩きづらくルートファインディングに苦労しながら山頂着は8:00 思っていたよりだいぶ時間がかかった。
 下山時に一度雪の斜面ですべり滑落停止。スピードが出る前にうまく止められたがもし止まらなかったらとゾッとした。(実際三回ピッケルを刺し直して止まりました)そんな事もあり下山はより慎重に。 
 気温が上がり雪の緩んだ状態のトラバースはホントに気が抜けなかった。
 テントに戻ったのが10:30 二日間すれ違った登山者は二組のみ。静かな山行でした。
涸沢発11:15 上高地着14:45  15:00のバスに乗り沢渡の温泉で汗を流し帰宅した。
2008年6月19日(木)~20日(金) 北穂高 _b0051640_9332734.jpg

# by msc2004 | 2008-06-19 00:00 | 縦走
2008年 06月 13日

2008年6月13(金)日夜~15日(日) 谷川/魚野川

日程 2008年6月13(金)夜~15日(日) 
山域 谷川/魚野川
山行形態 訓練山行
メンバー 清野(CL)、門脇(SL)、片倉(食当)、古屋(装備)、清水(記録)、小林(食当)、山本、羽生田、朴、柴田、森
画像のみアップします。
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# by msc2004 | 2008-06-13 00:00 | 訓練山行
2008年 06月 07日

2008年6月7日(土) 奥秩父/竜喰谷

日程 2008年6月7日(土)~6月8日(日)
山域 奥秩父・竜喰谷
山行形態 沢登り
メンバー 木村(CL)、柴田(SL)、高森(会員外)

画像のみアップします。
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# by msc2004 | 2008-06-07 00:00 | 沢登り
2008年 06月 06日

2008年6月6日(金)夜~8日(日)  某なす沢

日程:2008年6月6日(金)夜~8日(日)
山域:某なす沢
山行形態:山菜山行
メンバー及び役割:門脇(SL)、清野(CL)、扇原(装備)、羽生田(食当/記録)

初めての山菜山行で勝手がよく判らず、計画書に沿って食当の準備をした。
邸宅近くの公園に泊まり、朝方、温泉宿の駐車場へ移動し、某なす沢に入った。
定位置と思われる斜面のウドは青々として背丈ほどになっており、完全に時期を過ぎていた。
沢の奥に進むが周囲はやや鬱蒼としてる。(写真1)ここ1週間ほどで急に気温が上がった影響なのだろう。同じ時期の山菜取りだが今年は様子が違うようだった。
急斜面では会ハンマーは山菜取りの必須道具であることがわかった。
ウドは少し薹が立っていたが、それでも成果はしっかりとあった。
左から しどけ、うるい、赤みず、    うど、あいこ、ぜんまい、ふき、うど
               ぼんな?、                 (写真2)
山菜取りを切り上げ、河原で焚き火をしていたとき、一人、南方面から地元の人が下ってきた。山菜とキノコの時期には数十回このあたりに入るそうだ。山ブドウを採ったときは幹に枝を打ち付けて梯子にし、ブドウの絡む枝ごと切り落としたとのこと…。枝先がスパッと切り落とされた不自然な大木が焚き火の前の斜面に立っていた。
駐車場に戻ると雨が降り出してきた。温泉に浸かった後、近くのキャンプ場へ移動。広場にある屋根付きのベンチに陣取り、山菜パーティを開始。天ぷら、おひたし、汁の実、油炒め、ふきの佃煮と堪能した夜となった。



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# by msc2004 | 2008-06-06 00:00 | お楽しみ
2008年 05月 30日

2008年5月30日(金) 丹沢/モミソ沢

日程: 2008年5月30日
山域: 丹沢・モミソ沢懸垂岩
山行形態: ロープワーク訓練
メンバー及び役割: 両角(CL)、古屋(SL)、小林、朴、戸田(記録)

 9時渋沢駅集合、古屋車にてモミソ沢に移動、途中コンビニに寄る。
 現地に着くと林道に海上保安庁の車が止まっており訓練中の模様。
 我々も身支度を整え沢に降りる。川原に降りてから沢靴に履き替え懸垂岩のある向こう岸へ。
 朴さん初沢靴での徒渉。靴の中が濡れる感覚に戸惑いながらも無事渉り、いよいよ懸垂岩直下に到着。
 我々が着くと先客海上保安庁のメンバーは早くも撤収。その後は我々だけのプライベートゲレンデ状態。
 まず、両角さんの資料に沿って岩登りに関する基礎知識の説明があり実際にロープを使って巻き方の練習や結び方の練習を行う。
 ロープを巻いている人を見ているといかにも簡単そうに見えるが、いざ自分でやってみると両端が揃わずなかなか綺麗に纏められない。それでも何度か練習するうちに形にはなってきたような気がする。
 ロープの結び方は5通り学んだ。①エイトノット+末端処理、②ダブルフィッシャーマンズノット、③プルージック、④クローブヒッチ(インクノット)、⑤シートベント これらの結び方は目を瞑ってもできるように練習すること。
 セルフビレイの支点の取り方やロープをハーネスに連結する方法など説明を受け実際行いながら、まず古屋さんと小林さんが懸垂岩を登って、リードと確保、お互いの声の掛け方、笛での合図の仕方、登る前の確認事項の必要性、ロープの扱い方、等等、実際に見ながらクライミングの一通りの流れを確認。
 さらに先日のヌク沢で私がもたついた支点の通過の練習を実際にロープを張って繰り返し行う。
ただ支点を通過するだけのことだが方法もいろいろあり、単純なことなのにやってみるとロープがクロスしてしまうなどなかなか難しかった。また懸垂岩の下部にて懸垂下降の練習を行う。
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 途中休憩を3回程入れ最後にいよいよ全員で懸垂岩に登ってみる。
 古屋さんのリードで戸田、小林さん、朴さん、両角さんが続いた。久しぶりの岩登り、楽しかった。
 上まで登ると眺めもよく気持ちがいい。心配していた天気も訓練中は雨に当たることもなく、懸垂岩からの懸垂下降で訓練終了。帰り支度を済ませ車に戻る。(5時頃)
 全員で渋沢駅前にある煉瓦亭にて反省会。車の運転がある古屋さんはノンアルコールビールで乾杯。
 8時半頃まで途中ロープスリングを持ち出し結びの練習や片手でメインロープでのセルフビレイを取る練習などを交え楽しいひと時を過ごした。
 両角さん、小林さん、古屋さんには新会員の朴さんと戸田のロープワーク訓練にお付き合いいただき本当にありがとうございました。今後は自分が目標とする山を目指し今回学んだことを基に岩登り、ロープワーク等にも真剣に取り組んでいきたいと思います。 これからもよろしくお願いいたします。
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# by msc2004 | 2008-05-30 00:00 | 訓練山行
2008年 05月 25日

2008年5月25日(日) 丹沢/水無川本谷

日程 2008年5月25日(日)
山域 丹沢・水無川本谷
山行形態 沢登り
メンバー 山本(CL)、須藤(SL)、片倉、柴田
記録:8:00渋沢10:00戸沢13:00書策新道15:00塔ノ岳17:30大倉
朝から雨で、水量やや多し。
教室の下見を兼ねての訓練山行。主な滝場は全てロープを出したので少々時間が掛った。
沢そのものは昨年と変わりは無し。
ヌク沢から連ちゃんの片倉さんは、ほとんど寝てないのにアミノ○○飲んで頑張りました。
最近、若手(?)チームの主力メンバーの柴田さんにもリードしてもらいました。
登る方は問題ないのですが、基本的なロープワークの練習がもう少し必要です。
万が一の時にホントに如何にか出来る様な技術を常に心掛けたいものです。
無事に帰って来られたのは、「唯の偶然」では心許無いですから。

渋沢駅前でラーメン食べて解散しました。
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# by msc2004 | 2008-05-25 00:00 | 沢登り
2008年 05月 23日

2008年5月23日(日) 奥秩父/ヌク沢

山 行 報 告 書

日程:2008年5月23日(金)夜~24日(土)
山域:奥秩父笛吹川 ヌク沢
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL)、木村(SL)、門脇、清水、片倉、清野、戸田、羽生田(記録)
記録:

23日(金)前夜 道の駅「みとみ」 集合
できあがった先発組(片倉車)と後発(古屋車)が合流、軽く酒盛りをして就寝。
24日(土)
日中から崩れる予報であったが、午前中は時折、青空が覗かせてなんとか天気は持ちこたえた。
6:40 西沢大橋高架下の駐車場に移動し、歩き出す。
7:03 ヌク沢、入渓地点
7:50 最初の滝
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古屋さんのリードで登る。大滝までは滝らしい滝はなく、足慣らしとなる。
8:34 堰堤、最初の小休止
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この後、次々と現れる堰堤、堰堤、堰堤。
9:53 堰堤、最後の小休止
入渓(大滝の取り付き)までが長い(と門脇さん)。
10:20 最後の堰堤を過ぎると緑の葉をつけた倒木が暫く行く手を塞ぎ、沢はひどく荒れている。
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今年の大雪によるのだろう、きれいさっぱりになるまでには数年かかるのでは。
10:44 大滝(下段)
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荒れた沢を抜けて下段の取り付きに着く。
古屋さんのリードで上がり、後をみなが続く。
11:30 大滝(中段)
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見てのとおり。圧巻だ。
12:10 リードの古屋さんの後をフィックスで登り、
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13:00 右の窪を登る。
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13:40 大滝(上段)
右岸を木村さんのリードで、左岸は門脇さんのリードで二手に分かれて登る。
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14:30 大滝3段を登りきったところで焚き火を囲む。手足が温まった頃合いを見て出発。
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暫く進むと雪が。水が冷たい訳だ。
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15:37 稜線の登山道に出る。
雪道を沢靴で進むのは初体験。
16:08 戸渡尾根分岐 
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20数名の中高年パーティとすれ違い、暫くは雪道を軽快に下る。
咲き始めたばかりの石楠花がとても鮮やかで印象的だった。
17:28 徳ちゃん新道へ
18:52 駐車場

白龍閣に立ち寄った後は、やっと見つけた塩山市街のラーメン店で反省会。
12時間の行程、新人の戸田さん、みなさん、お疲れさまでした。
# by msc2004 | 2008-05-23 00:00 | 沢登り
2008年 05月 18日

2008年5月18日(日)~19日(月) 奥秩父 小川山

日程: 2008年5月18日(日)~19日(月)
山域: 奥秩父 小川山
山行形態: クライミング
メンバー及び役割: 古屋・会員外1名


記録: 
18日(日) 午前11時、同僚の車で古屋自宅を出発。川上村のスーパーで酒、食料を調達し廻り目平キャンプ場へは14時頃到着。日曜日ということもあり林道脇の駐車スペースにはクライマーの車でごったがえしている。何とか駐車スペースを確保し水場の近くにテントを張る。今日はクライミングをする予定ではなかったが、時間も早いのでガマスラブ(写真5.6~5.8)に行く。テン場から10分ほど林道を歩きガマスラブ基部。
噂には聞いていたが花崗岩のつるつるのスラブ。傾斜は緩いが支点が遠く緊張したクライミングを3、4本ずつ足のフリクションをきかせながら練習した。17時30分終了。テン場に戻りビールとワインと焚き火で乾杯。少し飲み過ぎで23時就寝した。
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ガマスラブ
まずはここで練習してフリクションの確認

19日(月) 7時起床。頭はガンガン、おまけに気分も悪い。当然といえば当然。昨晩は二人で缶ビール8本、ワイン2本を空けてしまったからだ。しかし今日は平日、昨日とはうってかわってクライマーは少ない。慌てて岩場に向かわなくてすむので再び焚き火に着火。ゆっくりと朝食をとってから8時半出発。
今日は小川山のマルチピッチ入門ルートといわれているガマルートへ。ガマスラブの上部の岩場だ。
まずは1P目、リードで取付く。フレークを利用しながら登っていく・・・・・・・・・・・・・・・
が結果からいうと計4ピッチのルートであるといわれているが1ピッチも登れず敗退。それは昨日の酒が残っていて調子が悪かったなどという言い訳ではなく、ただ単に一本目の支点が遥か彼方で遠くその先も遠い。(写真)今まで湯河原や広沢寺で何度か登ってきたが小川山はとにかく一本目が遠いのと支点が少ない。おまけにあまり慣れていないスラブということでかなりビビリが入ってそれ以上進む事が出来なかった。
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ガマルート
ここが一本目の支点。取付きから7、8
メートル。でこの先も遠い。
フレークを利用して登ったがその先のスラブで諦める・・・・・
ということでトップロープの張れる左岸スラブという場所に移動。ここではジャーマンスープレックスというルートにトライ。ここも相当手強く何度もテンションをかけながらムーブ、ホールドを確認しながらトップロープの強みで何とかクリア(とは言ってもリードは絶対無理!) 隣のブラックアンドホワイトというルートでも少し遊ぶがスラブに苦しめられた指先と足がもうやめてくれと言うので14時30分撤収。15時過ぎキャンプ場発で家路に向かった。
今回初めての小川山であったが私感では他の岩場に比べグレードは格段に上のように思う。でも難しさの
中に花崗岩のスラブの楽しさも少し感じ取れました。キャンプ場もとても快適だった。
 
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ジャーマンスープレックス
指は細かいし、足はフリクションだけ。
怖いです!
# by msc2004 | 2008-05-18 00:00
2008年 05月 11日

2008年5月11日(日) 丹沢 / 四町四反ノ沢

日程 2008年5月11日(日)
山行形態:沢登り
山域:丹沢 四町四反の沢
メンバー:木村(CL) 砺波(SL)、高森(会員外)、柴田(記録)

スケジュール

7:30 本厚木駅集合
8:45 塩水橋 林道歩き開始
9:15 キュウハ沢出会い着
11:30 四町四反へ分岐
15:00 尾根着
15:15 丹沢山着、下山開始
17:40 塩水橋到着

約半年ぶりの沢登はあいにくの雨。
先週はあんなに温かかったのにと天気を恨みつつ、
寒さに震える。下りもそこそこ距離がありほんとにきつかった。
ただ逆に全てが初めてで新鮮であったため妙に充実した楽しい沢登りとなった。
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リードは木村さん、高森さんが各1回づつ。
ホールド、足場とも以外に小さくセカンドでもひやひやしながらの
登り。2人ともよく登ったなーと感心。
クライミング技術、支点確保を作るスピードも早い。ここらの手順が僕は決定的に技量不足。

全体としては今回は水量が非常に多く気温、水温ともに低いため、極力水に濡れることを避け、ひたすら高巻くことととなった。
足場は岩がもろくて割れ易いため、落石、滑落に気をつける必要あり。
しっかりと根を生やした木がぽつぽつと生えてていたため、根っこや幹につかまりながらなんとか登れたが苦戦した。2級上だけのことはある。
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後半は水の近くの方が高巻くより安全そうであったため水に打たれながら3箇所ほど直登。ともかく水が冷たく手がかじかむ。
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けれど無茶をやった後は充実。
やっぱり沢登りは水に入ってなんぼかと。
寒さから砺波さん、高森さんは手が赤子のように腫れ上がっていたが。

最後のつめはがれ場の距離も短く、すぐにきれい刈り込まれた笹原の草原が広がる。
尾根道へたどる草原は霧の中に山桜もぽつりと生えていて、視界は悪くても幻想的。登ってよかった。
ただ砺波さんによると山頂付近の笹が刈り込まれているのはシカに食い荒らされためであり土壌流出による崩壊の恐れがあるとのこと。
僕らが登っているときも一頭若いオス鹿を目撃。
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200mほど獣道をたどり無事登山道に到着、丹沢山を経由して下山した。

蛭は寒さのためか木村さんのジャージに一匹のみ。
雪も山頂付近に若干残るのみであった。
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最後は別所温泉につかり極楽気分、砺波さんお勧めのホルモン焼き屋でしっかり蛋白質を補給し〆。
# by msc2004 | 2008-05-11 00:02 | 沢登り
2008年 05月 11日

2008年5月11日(日) 丹沢/四町四反ノ沢(番外編)

日程 2008年5月11日(日)
山行形態 沢登り
山域 丹沢/四町四反の沢
メンバー 木村(CL)、柴田(記録、SL)、砺波、高森(会員外)
今回の山行で使用した物
・auの携帯電話 W61CA
・カシミール3D

山行自体の記録は、柴田さんが作成してくれたので、携帯電話GPSの検証を中心にレポートします。

 例会で、携帯GPS端末の話題が出ていて、そろそろ携帯電話にも自立測位GPSがついていてもおかしくないだろうと思い、ちょっと調べところ、私が現在使用しているキャリアのauなら2007年夏モデルから自立測位GPSがついていることが分かった。防水であること、また、ずっとカシオの携帯を使ってきていることから日立カシオモバイルコミュニケーションのW61CAの購入を思い立った。本当は、次に出るという噂のG'z携帯が発売されるまで待つという選択肢もあったが、携帯電話屋さんの店員がauも6月から割賦販売に移行するので、端末価格が上昇するという言葉に誘惑され、例会の翌日に早速購入した。価格は、フルサポートプラン、前のG'zOneW42CA(以下「W42CA」)からの増設扱いで、19,600円、プロバイダも電話もKDDIにしているおかげでよくたまるポイントを10,000ポイントを使用して実質9,600円で購入できた。色は、ミリオタらしくグリーンにしようかとも思ったけど、この手の色は山で落とすと本当にどこに行ったか分からなくなるので、限りなくシルバーに近いゴールドにした。フルサポートプランは、店員さんが丁寧に説明してくれて、別に損じゃないプランだということはその時点では認識したが、現時点ではどのようなプランであったか忘れてしまった。
 購入してすぐ、帰宅途中に電波をオフにして、アプリボタンで地図ビューアーを起動し、簡易ハンディGPSモードにして自立測位をしてみたものの電波を拾うことができなかったので、これは失敗したかと思ったが、自宅でしばらく使用しているうちに、緯度経度を表示するようになった。町中ではなく、沢のような空が狭いところでも使用できるか確認するために、翌日の自主山行に持ち込むことにした。簡易ハンディGPSでは、座標しか分からないため、さしあたってカシミール3Dで緯度経度を30分ごとに表示させた山域の地図を作成し、現在地を把握できるようにした。また、起動したままにしておけば、「あしあと」という形で一定間隔で座標を記録してくれるので、帰宅後にこれをカシミール3Dに読み込ませ、どの程度正確に計測ができたのか検証することにした。

8時45分、塩水橋到着。電波オフモードにし、簡易ハンディGPSを起動し、そのまま、電波を受信しやすそうなザック上端の雨ブタに放り込む。ザックは、ミレーの10年選手で、すでにコーティングがはがれ、シミテックスとなっている。まあ、防水端末なので、気にしない。

沢の中で一本取ったときや棚を越えた後に座標を確認したが、写真のようにきちんと衛星をとらえていた。これを元に地図から現在地を確認した。前述の30分ごとに緯度経度を表示させた地図では座標が荒すぎて位置を確定させるのに難渋した。この程度の地図では、人間の判断の正確性を確認する程度で、主体的に現在地を確認するには至らなかった。次回は、15分ごとに座標軸を表示させた地図を持ち込もうと思った。また、雨ブタの中でも、携帯電話は衛星をきちんととらえていた。
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電池は、新品にもかかわらず、登攀途中に目盛りが2になり、下山中に1になり、GPSを切ってすぐの別所の湯で完全に干上がってしまった。。簡易ハンディGPSは、電池を大量に消耗するらしい。

 帰宅後、足跡ファイルをテキストファイルに書き出して、コンバートをかけて母艦のカシミール3Dに読み込ませた。どのように沢を歩いたのか興味深く見ようとしたところ、前半部分がすっぱりなくなっていて、時間にして、およそ2時間45分の下りの部分しか「あしあと」に記録されていなかった。きちんと記録したければ、安全に見て約2時間30分ごとにファイルを書き出さなければいけないようである。
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 今回使用した携帯電話を通常のプランで購入しても、ガーミンのGPSの何分の1かの価格なので、もしうまく活用できれば、とってもお得なことだと思う。ちなみに山行以外での日常の使用感だけど、W42CAに比べて電池の持ちが悪いような気がするし、W42CAのように細引きをストラップ代わりにできるような大味なところもないし、わくわく感は少ない。icカードを差し替えれば、これまでどおりW42CAも使用することができるのだけど、いざというときに自分の座標を知らせて救援を待つことができるということはとても心強いので、これからの山行でも、W61CAを持って行くことになると思う。
 
# by msc2004 | 2008-05-11 00:01 | お楽しみ
2008年 05月 02日

2008年5月2日(金)夜発~6日(火) 大朝日

日程  2008年 5月 2日(金)夜発~ 5月 6日(火)
山域 朝日連峰 大朝日岳雪山
山行形態 縦走
メンバー 門脇(CL)、清野(SL)、須藤、古屋、清水、木村(食当)、片倉(食当)、羽生田(食当)
とりあえず、画像のみアップします。

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# by msc2004 | 2008-05-02 00:00 | 縦走
2008年 04月 28日

2008年4月29日(火) 山スキー 至仏山

日程:2008年4月29日(火)
山域:至仏山
メンバー及び役割:中山CL、柴田記録、安部(会員外)
山行形態:山スキー

今回の山行は山岳会の中では相当にMっ気が強いと思われる中山さん
僕の友人のなかで最強の体力の持ち主、安部君と山スキーにいくことに。
さらに西村さんが道の駅で体調が悪く不参加。
メンツが強すぎるため体力とペースに大いに不安を覚える。

予感は的中。登り始めから安部君がハイペースで容赦なくぐんぐんと登っていき、
僕と中山さんが置いて行かれる。
といいながら中山さんのペースも相当に速い。
シールで登るスピードでは僕のマックスで登り続けへとへとに。
結局3時間半のルートをなんと1時間45分で山頂へ。早い。

山頂は人人でびっくりしたが天気がよく見晴らし最高。
快適で春を実感。燧山がくっきり。美しい。

予定より相当早かったため、山頂でのんびりと食事をとり、ムジナ沢を滑走。
上部は人もおらず雪もざらめ。だれもいないオープンバーンはやっぱり最高。
きもちいい!!
ただ少し滑ると湿雪の重雪に。
結局300mほど下ったところで切り上げ登りかえすことにする。

登り返してシールを外し板を履こうとしたらアクシデントが。
僕のテレマークのビンディングの金具がスパッと途中から折れている。
予備金具をもっていないか山頂の人間に当たるもだれも持っておらず、
中山さんに細引きで靴を固定していただき悪沢を滑ることに。

きっちりとしまっていたためテレマークターンも最初はできたが途中でさすがに板が外れ、
以後はリバーステレマークでなんとか下まですべり降りる。
これはこれで普段まずやらないことなので楽しい。
重雪はさすがに苦戦するもなんとか滑走終了。

最後に鳩待峠の登りをなんとか登り終え山行終了。時刻は2時半。
4時半に帰れるかどうかというルートであったが安部君に引っ張られる形で
予定よりずいぶんと早い時刻に。

そのあとはゆっくりと片づけし、温泉もゆったりと。最後においしくそばで締めました。
きつかったが天気、景色ともに最高。完全に燃え尽きることなく、ビンディングの破損も対応することができ、
大変満足のゆくツアーとなりました。

中山さん、安部君:ありがとうございました。
西村さん:次回ご一緒しましょう!
# by msc2004 | 2008-04-28 00:00 | 山スキー
2008年 04月 28日

2008年4月28日(月)夜発~5月1日(木) 月山

MSC山行記録(個人山行)

日程  :2008年4月28日(月)夜発~5月1日(木)
山域  :月山~念仏ケ原~小岳~大森山~肘折
山行形態:縦走
参加者 :清野(CL・記録)、門脇(SL)、須藤(食当・装備)
記録  :
 今回の山行は門脇さんのかねてからの提案であり、連休後半に朝日連峰の縦走が会山行で組まれたので、その前半戦として計画した。
4/28(月)
 須藤さんがクルマで門脇工場に立ち寄ってから、19:30に清野宅へ来てくれる。ありがたいことだ。高速を常磐・磐越・東北・山形道と走り、西川ICで出る。翌日はIC近くのバス停から町営バスに乗って姥沢まで移動するので、ICに程近い西川町役場の駐車場にテントを張って泊まる。
4/29(火) 快晴
 9:10のバスに乗り姥沢まで移動、所要時間は30分ほどだ。天気は快晴、バスを降りると雪原を渡る風がすがすがしく気持ちよい。姥沢小屋からはスキー場リフトで標高を250m位稼ぎ、終点の小屋前で身支度して出発。結構寝たので皆体調はよさそうだ。姥ケ岳経由でゆっくりと登るが、13時過ぎに月山頂上に到着。風が強くて長居はできず、写真を撮っただけで早々に立ち去る。
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 頂上直下からは東のかなたに今日の幕営地の念仏ケ原が見えている。頂上東側の斜面は沢の源頭部でカール状になっており、その大きさは涸沢よりも広く感じるくらいだ。きっちりとルートファインディングをして沢沿いに下降開始。行く手には人の痕跡なく、振り返れば自分たちの3つの足跡だけと最高の気分を味わう。「来て良かったっ~~!!」と一同合意。楽しみながらゆるゆる降る。沢途中の夏なら大滝がありそうな箇所(地形図の標高1500m)は右岸を巻き、そのまま尾根に乗る。この辺りからスキー跡が2人分出てくるが、どうやら我々と同じ目的地に向け先行しているようだ。ちょっと懸念していた本沢の横断も雪の上の歩きで済み、右岸を100mほど登り返して念仏ケ原に到着する。どこにテントを張ればよいか迷うほど真平らな雪原だ。
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4/30(水) 快晴
 7時過ぎに出発。念仏ケ原避難小屋から小岳頂上を経由して北東方向に続く尾根をつないで縦走していく。ルートファインディングがなかなか面白いところだ。絵地図にある国立公園の看板からは赤沢川の沢床を行き、枝沢の合流点で北側の尾根に再び上がり、大森山方面へと進路を東向きに変えて尾根を降る。大森山に至る尾根に乗るには、今いる尾根から一旦沢におりて対岸の大森山への尾根に登り返すのだが、このルート取りは結構難しい。丁度地形図の切れ目に当たり持って行かなかったせいもある。
我々は雪の下からわずかに現れた登山道をすぐ見つけたが、それも程なく雪の下に消えてしまう。仕方ないので雪の消えた尾根を忠実に藪漕ぎで進む。大森山の南側を巻く登山道(1/25000地形図の頂上経由の道はない)手前の鞍部で休んでいると、隣の枝尾根から「お~い!登山道はどこですか~~?」の声。「今我々のいるところだよ~!」と教えてやる。ずっと先行していたスキーヤーが迷っていたのだ。
 鞍部からは南側山腹に断続的にほぼ水平な登山道が見えているが、東側斜面に入ると雪に埋もれて全くなくなる。構わず水平に進み北東方向に伸びる尾根を降る。最後は東向きの沢沿いに林道に出るつもりが一本南の沢に引き込まれてしまい、そのまま降って行くと結局ダム湖に行き当たる。ダム湖左岸の仕事道に乗り、ついでとばかりに道脇のこごみやうどを採りつつ林道に抜ける。1時間ほど余計にかかってしまうが、山菜が採れたので良しとしよう。
 林道も初めこそ雪がなく歩きやすかったが、大きな崩落箇所が出てきてついにロープを出す。さらに登山口手前の広い平坦地ではすっかり雪に埋まり、地図読みをする羽目に。幕営地では時間早く、天気もよく温かいので、テントの外で山菜のてんぷらを肴にすべての酒を消費する。
5/1 快晴
 今日は林道を降るだけ。山菜採りしながら歩くが、林道がまだ雪に埋もれているくらい時期が早く、こごみやフキノトウのようなものしか採れない。早々に今晩の宿ゑびす屋に到着。宿の主人の好意で朝からあがらせてもらい、温泉につかり打ち上げに突入。宿の主人いわく「月山から歩いてきたの?」「そう」と我々、「月山からの2人のスキー客が昨晩8時過ぎに来て泊まっている」と主人。何と、先行していたスキーヤーが偶然同じ宿を予約していて、道に迷ったあげく前夜遅く到着したのだ。道を教えたのが1時ころだからそこから7時間もかかった勘定だ。
 このルートの核心は雪があったり、なかったりの大森山近辺でのルートファインディングのようだ。尾根の形状は特長に乏しく登山道をあてにするとひどい目にあうだろう。我々が尾根の藪を漕いでいる時に遺棄してあるスキー板を2台発見。おそらく藪漕ぎに疲れ果てた先人が棄てたものだろう。さらに天気が悪く見通しがきかなければ、月山東側下降、念仏ケ原、小岳~大森山とルート取りは相当難しいと思う。ちなみに竹竿・赤布はもちろん、テープの類もほとんど見ない。
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4/29 10:40リフト終点発-姥ケ岳-13:20月山頂上-16:30念仏ケ原幕営地
4/30 7:15幕営地発―7:30念仏ケ原避難小屋―8:50小岳―9:40赤沢川横断点
―13:00大森山手前登山道鞍部-15:00林道登山口近辺幕営地
5/1  7:30幕営地発-9:30肘折 
# by msc2004 | 2008-04-28 00:00 | 縦走
2008年 04月 26日

2008年4月26日(土) 奥多摩 入川谷

日程:2008年4月26日(土)
山域:奥多摩 入川谷
山行形態:沢登り
メンバー及び役割:古屋(CL)、平川(SL)、羽生田(記録)

8:41 古里駅 集合
9:50 入渓
10:30 布滝沢 布滝
11:00 3段滝場の最上部7m(写真1)
2008年4月26日(土) 奥多摩 入川谷_b0051640_2357196.jpg

11:45 仕事道に出る
12:25 クマタカ沢 下降開始
13:30 2段10m 上部(写真2)②
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14:00 黄蘗窪 速滝2段30m(写真3)③
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15:20 峰の集落跡
15:45 入渓地点

①布滝沢 3段の滝場の最上部7m
トップの平川さんはスル、スルとツッパリで登りきる。
続く古屋さんもスル、スッ、スルと7割がたをツッパリで登る。
羽生田はロープを垂らしてもらい、タイブロックで取り付くが、
2m程ツッパリで上がったところで10分ぐらい張り付いたままとなる。漸く流心にスタンスを探し当て、カンテ状の右に移動できた(個人的には今回の核心部)。
②クマタカ沢 2段10m 上部
50mロープ2本を繋ぎ、ここからは見えない奥のゴルジュまで一気に下る。
③黄蘗窪 速滝
雨がぱらつき出し、時間も押しているので黄蘗窪は次回の課題とした。

河辺駅に最近できたという駅前温泉「梅の湯」に立ち寄った後、反省会へ。

今回の振り返り
開脚で登る滝では体格差によるスタンスの違いを意識する。
日頃から股関節の柔軟を積極的に行う。
# by msc2004 | 2008-04-26 00:00 | 沢登り
2008年 04月 15日

2008年4月15日(火) 神楽峰山スキー

日程:2008年4月15日(火)
山域:神楽峰
形態:山スキー
メンバー:中山 一

朝発日帰りでショートルートを3本、リフトで1,845mまで上がれるので登りは150m強しかなく30分ほどなので楽。
1本目は定番ルート「中尾根」ここの上部と下部は何度来ても飽きない。
2本目は「神楽峰」-「田代スキー場」ルート尾根伝いに標高差550mのまばらな林間滑走お勧めルート。
3本目は「中尾根」の北斜面を転げ落ちるように滑り、尾根にトラバースしていくルート。
1日3本は疲れます。
# by msc2004 | 2008-04-15 00:00 | 山スキー
2008年 04月 13日

2008年4月13日(日) 丹沢・セドの沢右俣

 8:00に渋沢駅に集合。久しぶりに西舘夫妻の登場です。山は雲で覆われており、あまり天気は良くなさそう。大倉の橋を渡ったところでハイキングコースの章子さんと別れる。林道を歩きいつもの戸沢の四阿で身支度を整える。雨がポツポツ降ってきたためか、四阿で懸垂下降?の練習をしているグループがいた。10:00すぎに戸沢を出発。今日は大滝を登るということでついつい早足になってしまう。水無川のF1、いつもよりは水量が多いので左側を登る。西舘さんは久々の沢でいつになく緊張した模様。すぐにセドの沢との分岐だが、アレレ!みなさん水無川本谷方面に向ってるではないですか。軌道修正してセドの沢へ。セドの沢のF1、F2を越え、右俣に入る。右俣のF1は去年の秋にも登ったので木村リードで行かせてもらう。一箇所足の置場の難しいところがあったが何とかクリア。続くF2は古屋さんがリード。真正面の水流沿いはさけ、看板のついている右壁をゆく。これが意外と難しく、最後は滑りそうな棚に足を置いて乗越す。自分もセカンドでいったがとても難しかった。水が少なければ真正面の水流沿いを登るほうが怖くないと思う。
いよいよ今日のハイライト2段35mの大滝に到着。去年の秋は時間切れで登れなかったので嬉しい。古屋さん、西舘さんにルートを教えてもらい、いざチャレンジ。まずは一段目を登りテラス状の所で様子を見る。ハーケンが何ヶ所もうってあり、いろいろなルートがあるよう。テラスでピッチはきらず、そのまま目の前のルートを登ってみる。が、バランスが難しく登れない。水流の方にもハーケンがあったので、次はそこを試してみる。2個目の支点にヌンチャクをかけたところで行き詰ってしまった。水を浴びて冷たいのでヌンチャクをかけたままテラスまで下ろしてもらう。みかねた古屋さんと西舘さん、とりあえずテラスまであがってきてもらう。大滝リードは無理かしら・・・と気落ちしていると、もっと左側の岩の正面から登ったほうがよいとのこと。
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言われるままに登ってみると、あら不思議、なんとか登れるじゃあないですか。そのまま上へ上へと木に向って進んでいく。怖いものだからほとんどの残地ハーケンにヌンチャクをかけてしまった。ビレイできる木の所で支点をつくり、なんとか初リードを終えた。中間で西舘さんが登ってきて、最後に古屋さんが先程置き去りにしてきたヌンチャクを回収してきてくれた。2段目の取付きでまごついていたため、大滝を超えるのに都合2時間くらいかかってしまった。ルートをもっと良く見て、自分で登れるか判断してから取り付かないといけないなと反省。辛抱強く待ってくれたお二人に感謝です。
木の支点からは残地シュリンゲを頼りに右へトラバースしもう一つ上の滝を登るということだったが、ハーケンがグラグラで危ないので左側を巻くことにする。本流に戻り最後のつめはかなりガラガラのガレだった。先頭を行く古屋さんの足元から頭ほどもある石がいくつも落ちてきて避けるのに必死。今回の核心部はこのガレだったかもしれない・・・。いくつもある二俣を左、左と進んだためか最後はなぜか書策新道に行きあたった。そのまま書策新道を下り戸沢から大倉のバス停へ下山する。バス停で章子さんと合流(1時間くらい待ったそう。)。章子さんは途中、霧で完全にホワイトアウトするという珍しい体験をしたそうだ。反省会をいつものレンガ亭で行ない充実の1日を終えた。
# by msc2004 | 2008-04-13 00:00 | 沢登り
2008年 04月 06日

2008年4月5日(土)夜~6日(日) 鋸山・梨沢

日程 2008年04月05日(土)夜~04月06日(日)
山域 鋸山 梨沢 七ツ釜渓谷
山行形態:沢登り
メンバー:門脇(CL)、木村(SL)、砺波(記録)、高森(会員外)

 千葉で一番高い山は、ディズニーシーの中にあるプロメテウス火山じゃないかと思っていたけど、鋸山を忘れていた。今回は、いつもと趣向を変えて房総半島にある鋸山の梨沢に行った。本当は、丹沢に行くつもりだったのだけど、山行の前々日にSLから電話がかかってきて、「千葉になった、車を出してほしい。」と言われた。そのとき、僕は、職場の歓送迎会の真っ最中で正常な判断力を失っていて、安易に請け負ってしまい、ちょっぴり後悔した。

5日(土)
 23:00頃に羽田の門脇工場に集合。集合前に横羽線の側道で仮眠をとったので、ぎりぎりになってしまった。
 アクアラインを通って、一路、木更津まで。アクアラインの取り付け道路の周辺は灯火管制を敷いているかのように真っ暗なため、国道16号線にどこから入っていいかわからなくなってしまい苦労した。木更津市街を抜けて、仮眠が可能な場所を探す。鋸南町の道の駅がいいのではないかと思っていたが、迷いに迷い県立富津公園に入り込む。公園の駐車場は、トイレも水道もあり、暴走族もたむろしておらず、意外といい感じだったのでそのままビバーク場所とした。寝床の設置後、門脇さん特製鍋で小宴会をして就寝した。

6日(日)
○6:00 起床。ビバークをした駐車場は、マイルドな天候と東京湾からのさわやかな潮風で心地よかった。
○7:30 富津公園出発。
○8:00 内房線大貫駅高森氏合流。当初、富津市の中心地、上総湊で合流の予定だったが、富津公園からは内房線の駅をいくつも駅を越していくことがわかったので、少し手前の駅で、高森氏と合流。合流後は、梨沢がよく分からないから、事前に調べていた万屋の名称をナビに登録して、目的地を目指した。
○8:40 梨沢の河原着。本来は、梨沢橋から入渓する予定だったが、どこが梨沢橋か分からず、路肩の緩い林道を進み行き止まりの民家のところまで車で行った。ここで、ガチャ類を装着し、いよいよ出発。水は澄んで、ミッジのハッチがすさまじかったけど、魚はほとんどおらず、たまにハヤを見かけるくらいだった。椿や山桜の花びらが流れる中の遡行を楽しむ。
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○9:30 広めの河原をしばらく歩くと、ゴルジュ帯に差し掛かり早くも本日の核心部大滝に到着。僕たちのパーティは、ザイルを持っていたけど、結局それを使用しないまま、普通に通過した。
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○10:00 小さな滝に、思いの外大きな釜(といっても、大の大人の腰くらいだけど)が連続する。七つあったかは、よく分からなかった。
○11:00 二俣到着。道標のない本流と「保田見」という道標のある支流(沢なのに道標があった。)で、本流を遡行することとする。本流は、水流の中に洗剤の泡が目立ってくる。この先から、倒木や、藪が増えてくる。藪の合間には、山菜がいくつかあり、ありがたくいただく。
○11:40 いくつか連続する堰堤の一つに到着。堰堤を巻くのと、藪を抜けるのに多いに苦労する。堰堤の上の藪を抜けると、比較的広い淵となっていた。そこで、カエル祭りが行われており、一同で興味深く観察した。
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○12:30 バラの藪を抜けて、稜線を登り、保田見の集落のちょっと南に突き上げた。僕たちは、地図を見て、あえて民家を目指さず、南の稜線を下り、林道を目指した。林道は見つからず、一行で少し焦りがあった。民地の境界に打ってある杭を道標と勘違いしたらしい。
2008年4月5日(土)夜~6日(日) 鋸山・梨沢_b0051640_010159.jpg

○13:00 稜線を下ると、林道とは出会わず、さっき遡行した沢の堰堤のちょっとしたに降りた。林道歩きは、つまらないから藪のない沢の下降なら楽しいので少しうれしかった。
○14:00 二俣着。ここまで、水がかなり汚れていたが、汚い水は、本流から流れていたことが分かった。次にくるときは、あえて水のきれいな支流に上り、林道に突き上げるのもありかと思った。
○14:40 計画と異なり同沢下降で、出発地点に戻る。終わってみたら、登りも下りも拍子抜けと思えるくらい優しい沢で、沢はじめに最適の沢だった。
○16:00 上総湊の料理屋で、ささやかな打ち上げを行い、木更津で会員外の高森氏をおろし、羽田まで戻る。利用率が悪い悪いと言われているアクアラインで、渋滞があり、価格が適正なら需要があるのだと感心した。
○今回の沢は、ロープも必要ない、優しい沢であったが、千葉、房総半島の懐の深さを実感させられた。これだけの縦深があれば、米軍の本土上陸に備えて房総半島に配置された帝国陸軍の3桁カカシ師団でも十分勝算があったのではないかと、少し思った。

4月5日(土)
23:00 羽田 門脇工場
24:30 千葉県立富津公園

4月6日(日)
06:00 起床
07:30 千葉県立富津公園発
08:00 内房線大貫駅
08:40 梨沢の河原(入渓点)
09:30 大滝
10:00 七ツ釜
11:00 二俣
11:40 堰堤
12:30 保田見
14:40 梨沢の河原
# by msc2004 | 2008-04-06 00:00 | 沢登り
2008年 04月 05日

2008年4月5日(土) 丹沢水無川流域背戸ノ沢左俣 沢登り

日程:2008年4月5日(土)
山域:丹沢水無川流域背戸ノ沢左俣
メンバー:須藤一人
行程:大倉~戸沢~背戸ノ沢左俣~表尾根登山道~書策新道~水無川本谷~戸沢~大倉

 2ヶ月間の山のブランクを経て久しぶりにしかも経験しことのない単独での沢登りとなった。
いつも毎週のように山を運んでいた者が、2ヶ月も山に入らないと毎日が単調で息苦しい
渋沢へ向かう電車の中で気分が高揚している自分に気付く。
 沢に入ると他にパーティーがおらず、一人だけで独占している感じで気分がいい。一箇所13m大滝は巻いて表尾根に詰め上げる。下山は書策新道から水無川本谷へ降り、F5から下降、F3だったかF4だったかどちらかで懸垂下降して戸沢に戻り。大倉に3時半頃に着いた。
 一人での沢登りは、初めてだったがやはり難しい。水無本谷のF1も普段は何の気なしに登っているが、2ヶ月のブランクもあるせいか、少し戸惑い、緊張した。13m大滝は行けそうに思ったが、もしもの事を考え自重した。もし足を滑らせれば、止まらずに大怪我、あげくに始まったばかりの沢シーズンを棒に振ってしまう。その上、家族、会にも迷惑をかける。
単独行はやはり、慎重でなければならないし、熟練者でなけらばソロクライミングは厳しいと思った。
# by msc2004 | 2008-04-05 00:00 | 沢登り
2008年 04月 01日

2008年4月1日(火)夜発-2日(水) 谷川連峰山スキー(遡行した沢を滑るシリーズ Ⅱ)

日程:2008年4月1日(火)夜発-2日(水)
山域:谷川連峰(遡行した沢を滑るシリーズ Ⅱ)
形態:山スキー
メンバー:中山 一

8:45天神平ロープウェー駅(シール徒高)→9:50-10:00熊穴沢避難小屋(+スキーアイゼン)→11:30-50肩ノ小屋(アイゼン)→13:10-30オジカ沢ノ頭(スキー滑走)→赤谷川1,450m地点(シール+スキーアイゼン徒高)→16:30-40万太郎山(スキー滑走)→18:40バッキガ平吊橋前(スキー滑走後徒歩)→20:40-50毛渡橋(タクシー)→21:10越後湯沢駅
4/1(火) 仕事を終えて帰宅後JRを乗り継ぎ水上駅に23時過ぎに着き、予約のタクシーにて無人のベースプラザ(天神平ロープウエー駅)で軽く前夜祭をした後、早々に就寝。
4/2(水) 平日のため始発8:30のロープウエーに乗りスキー場の右端からシールを装着し歩き始める、他に5-6人のテレマーカー&山スキーヤーが終始後続してくる、薄い雲は出ているが晴れ、前々日から昨日昼までの降雪&強風のため所々ラッセルとなるがほぼコースタイムで、雪ノ下に隠れて見えない「熊穴沢避難小屋」に到着、ここからは尾根の傾斜が増し雪も硬くなるのでスキーアイゼンを装着、これが正解で順調に「肩ノ小屋」到着。
    シールを剥がしスキーをザックに取り付けアイゼンを履き「オジカ沢の頭」まで歩きとなる、幸いなことに風がないがラッセル&アイゼンに雪が付くなどで時間が掛かる、「オジカ沢ノ頭避難小屋」から「赤谷川源頭部」の大斜面(写真添付)に飛び込む、山スキーをやっていて幸せと感じる瞬間です、堅雪の新雪を楽しんでいると段々傾斜が緩みスキーが滑らない(実はシールの糊がスキーのソールに残りワックスが全く利いていない状態でした)、一ヶ所左岸からの尾根を少し登り返して滝を巻き標高1,450m地点から「万太郎山」から右岸に降りてきている尾根を登り返す、標高差約500mを2時間かけて頂上に、ここでも急傾斜でクラストした頂上直下の斜登高でスキーアイゼンがとても有効だった。
「万太郎山」頂上から稜線を少し「仙ノ倉山」方面に行ってから右側の「毛渡沢東俣」に飛び込む、傾斜はかなり厳しく優に30°以上のバーンが続き緊張の連続、谷底に降り立つと右岸の尾根には巨大な雪庇が連続し休憩もできない、やがて左岸から「シッケイ沢」が交わり谷幅も狭まり水流も出てくる、滑らないスキーに苦労しながら時間に追われながら徐々に暗くなることに焦りながら「バッキガ平」を目指す、やっとのことでヘッデンのお世話にならず吊橋に到着、ここからはヘッデンのお世話になる、スキーとストックをザックに付け恐怖の吊橋へつり渡、雪のため橋の桁は外してあるので欄干を横にズリ進むしか手はない、渡り終っても対岸がハングした雪壁になっていて苦労して這い上がる、雪に隠れた林道を探しながら暗くなったなか行くが30分ほどで電池が切れるが、幸いなことに月明かりで結構明るいしかし時間だけがどんどん過ぎていく、ようやく除雪作業のショベルカーに行き当りほっとする、ここからはスキーを担ぎ「毛渡橋」を目指す長い歩きボロボロになってやっと上越線のガード、関越自動車道の高架潜り越後湯沢のタクシーを呼びやれやれ、疲労困憊してしまい大いに反省。

・ロングコースなのでロープウエーの始発時間が1:30早い土日祭日のほうが有利。
・シールの糊がスキーの滑走面に付着して緩斜面でスキーが全く滑らず時間をかなりロスしてしまった。
・アイゼンに雪が付着し数歩でダンゴ状態になってしまい上記と同じくロスしてしまった。
・電池の予備を持っていくのを忘れてしまった。
・スキーアイゼンは有効、堅い雪(クラスト・アイスバーン)での斜登高では絶大な威力をみせる。
# by msc2004 | 2008-04-01 00:00 | 山スキー
2008年 03月 27日

2008年3月27日(木)~3月29日(土) 八ヶ岳 赤岳~権現岳縦走 雪山

日程:2008年3月27日(木)~3月29日(土)
山域:八ヶ岳 赤岳~権現岳縦走
形態:雪山
メンバー:木村(記録)、羽生田(会員外)

とりあえず写真のみアップします。
2008年3月27日(木)~3月29日(土) 八ヶ岳 赤岳~権現岳縦走 雪山_b0051640_7243486.jpg
①1日目。小雪のちらつく中行者小屋めざして南沢を行く。
2008年3月27日(木)~3月29日(土) 八ヶ岳 赤岳~権現岳縦走 雪山_b0051640_7244491.jpg
②赤岳への登り、二人とも体調悪くふらふらです。
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③なんとか赤岳山頂へ。まだこれからキレット小屋まで行かなくてはならないのだ。
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④2日目。朝のキレット小屋から赤岳方面をのぞむ。昨日が遠い昔のよう。
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⑤今日は天気ばっちり。誰もいないし踏み跡もない。なんて贅沢なんでしょう。
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⑥ウワサの長い梯子を登る。
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⑦やりました!権現岳です。いつもとは違う充実感が!
# by msc2004 | 2008-03-27 00:00 | 雪山
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